CATEGORY:Eureka
2012年11月09日
命の鎧
最近はショートシリーズばかりなんで、合間に小ネタを挟み込んでいます。
小ネタって言っても、たまに大真面目なものを放り込みますが、今回紹介するのは、その1つ。
「ライフアーマー(命の鎧)」というスゴい名前の球体防災シェルターを紹介したいと思います。
大分県別府市に本社を構える自動車部品やエアロパーツ製造する会社「ポンド」が、東日本大震災をきっかけに、手軽に安く、防災機能が優れたものを提供しようと開発されたそうです。
さすがにエアロパーツを手掛けるメーカーだけに、FRP素材を使って、軽量でこれまでのシェルターでは考えられないコストパフォーマンの高い製品になっていると思います。
■POND co.,ltd / LIFE ARMOUR

このニュースを伝える記事の中では「ドランゴンボールに出て来るサイヤ人の戦士が乗っていた丸型の宇宙船そっくり」と紹介するものがありますが、それはそれでカッコイイ/w。ピンクもいいよね。

■同/内部

サイズは直径1m20cmで、大人4名が入れる設定だそうです。数字だけをみると、ちょっと狭いと感じますが、短期の急場しのぎだし、普段の維持保管を考えると、そうそう大きくしたり、無駄に豪華にする必要もないですね。
■同/裏側

■同/別アングル

気になる耐久性は、トヨタ車体研究所に依頼した強度テストでは、600tのプレス機を使って圧縮テストを行い、住宅が倒壊するといわれる8tの圧力テストも軽々クリア。 9.3tで微妙なクラックが入る程度だったそうです。
また、大人4人分のウエートを積んだ水面落下テストでも、高さ25mから落として無傷だったというから、なんとなく頼りになる感じはします。
なんとなくとは、そんなに丈夫にできていない中にいる人間は、25mも落下したらどうなるの?と、斜め視線で思ったりする訳です/w。
■同/落下テスト写真

■同/浮力テスト写真

ここで注目は、大人1名の体重を75kgで想定していること。右の写真は大人2名150kgでの結果なので、大人2名小さな子供2名くらいなら、それほど心配はないように思う。
せっかく宇宙船ぽいならカスタムしたい!というか、もっと快適にしたい方には、内壁用のクッション、シートベルト、GPS、太陽電池パネル等のオプションもメーカーが用意している。下部には物置スペースがあり、水タンクなど重量のあるものを収納しておけば、重心が下にきて、安定性が増すようです。
ところで、普段はどうして保管したらいいんだろう?と思いますが、こんな写真が紹介されています。
■同/設置例:1

■同/設置例:2

現実問題として、こんなに整然とキレイに管理できるのかとは思いますが、これ1基で一家4名が...と思えば、多少の無理はあっても、なんとかなりそうな気がする/w。
■YouTube
実際に人が入った映像がないのは残念。サイズ的に余裕がないのは事前に理解できるので、そうした映像は正直に入れて欲しかったと思いますね。
ここまで引っ張っておいての価格ですが、39万8千円だそうです。まったく手が出ない金額ではないのが嬉しいですが、多方面から非常に大きな反響があるとのことなので、量産体制で少しでも安く入手し易い価格帯で落ち着くことを期待しています。
この反響の大きさから、公園や幼稚園向けに、大人4名と子供20名が入れる大型のシェルターを現在開発中とのこと。これも期待したいですね。
敢えて無理な注文を上げるなら、サイズ開発的に一段落したら、次は放射能対策も欲しいと思うのは欲張りでしょうか。
なんであれ、これを開発販売したポンドには大きな感謝をしたいし、この後に続く企業や個人が出て来ることを期待したいですね。
・情報ソースはこちら
■最新動画■
11月4日盛岡「チーム射楽」定例戦のYouTubeビデオはこちらです。
10月21日盛岡「チーム射楽」定例戦のYouTubeビデオはこちらです。
小ネタって言っても、たまに大真面目なものを放り込みますが、今回紹介するのは、その1つ。
「ライフアーマー(命の鎧)」というスゴい名前の球体防災シェルターを紹介したいと思います。
大分県別府市に本社を構える自動車部品やエアロパーツ製造する会社「ポンド」が、東日本大震災をきっかけに、手軽に安く、防災機能が優れたものを提供しようと開発されたそうです。
さすがにエアロパーツを手掛けるメーカーだけに、FRP素材を使って、軽量でこれまでのシェルターでは考えられないコストパフォーマンの高い製品になっていると思います。
■POND co.,ltd / LIFE ARMOUR

このニュースを伝える記事の中では「ドランゴンボールに出て来るサイヤ人の戦士が乗っていた丸型の宇宙船そっくり」と紹介するものがありますが、それはそれでカッコイイ/w。ピンクもいいよね。

■同/内部

サイズは直径1m20cmで、大人4名が入れる設定だそうです。数字だけをみると、ちょっと狭いと感じますが、短期の急場しのぎだし、普段の維持保管を考えると、そうそう大きくしたり、無駄に豪華にする必要もないですね。
■同/裏側

■同/別アングル

気になる耐久性は、トヨタ車体研究所に依頼した強度テストでは、600tのプレス機を使って圧縮テストを行い、住宅が倒壊するといわれる8tの圧力テストも軽々クリア。 9.3tで微妙なクラックが入る程度だったそうです。
また、大人4人分のウエートを積んだ水面落下テストでも、高さ25mから落として無傷だったというから、なんとなく頼りになる感じはします。
なんとなくとは、そんなに丈夫にできていない中にいる人間は、25mも落下したらどうなるの?と、斜め視線で思ったりする訳です/w。
■同/落下テスト写真

■同/浮力テスト写真

ここで注目は、大人1名の体重を75kgで想定していること。右の写真は大人2名150kgでの結果なので、大人2名小さな子供2名くらいなら、それほど心配はないように思う。
せっかく宇宙船ぽいならカスタムしたい!というか、もっと快適にしたい方には、内壁用のクッション、シートベルト、GPS、太陽電池パネル等のオプションもメーカーが用意している。下部には物置スペースがあり、水タンクなど重量のあるものを収納しておけば、重心が下にきて、安定性が増すようです。
ところで、普段はどうして保管したらいいんだろう?と思いますが、こんな写真が紹介されています。
■同/設置例:1

■同/設置例:2

現実問題として、こんなに整然とキレイに管理できるのかとは思いますが、これ1基で一家4名が...と思えば、多少の無理はあっても、なんとかなりそうな気がする/w。
■YouTube
実際に人が入った映像がないのは残念。サイズ的に余裕がないのは事前に理解できるので、そうした映像は正直に入れて欲しかったと思いますね。
ここまで引っ張っておいての価格ですが、39万8千円だそうです。まったく手が出ない金額ではないのが嬉しいですが、多方面から非常に大きな反響があるとのことなので、量産体制で少しでも安く入手し易い価格帯で落ち着くことを期待しています。
この反響の大きさから、公園や幼稚園向けに、大人4名と子供20名が入れる大型のシェルターを現在開発中とのこと。これも期待したいですね。
敢えて無理な注文を上げるなら、サイズ開発的に一段落したら、次は放射能対策も欲しいと思うのは欲張りでしょうか。
なんであれ、これを開発販売したポンドには大きな感謝をしたいし、この後に続く企業や個人が出て来ることを期待したいですね。
・情報ソースはこちら
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