CATEGORY:Greenroom Talks
2011年06月07日
撮影は突撃から 1on2
アイテム=ネタから視点を変えて、楽屋裏シリーズを始めてみようと思います。しばらくお付き合い下さい。
第1回目の今回、テーマに上げたのは、サバイバルゲームをビデオ撮影する時の心意気(!?)についてです。
あくまでも個人的な心意気なので、"こうあるべき"なんてもんじゃありません。カッコいいゲーム映像を撮りたいと思っている内に、なんとなく私はこんな事を考えてますよ風なものです。
また、最初にお断りしておきますと、私自身はカメラや撮影に関してはまったくの素人です。特に、カメラ/写真に関する深い知識はありません。フツウの男子並にメカ好きですが、一眼レフカメラを所有したことはないし、撮影は現在でもコンデジ、ビデオカメラ任せです。強いて言えば、構図と色味がカッコいいと自分が思えれば充分という経度の認識です。そんな程度のものなので、カメラやレンズ、露出や絞り、RAWだのと言われても分かりません。逆に詳しい方からご指導を頂きたいと思っています。その点を何卒ご容赦下さい。
さて、話を進める上で、素材として今年最初に編集した動画を見て頂こうと思います。これは、今年最初のゲーム会で、1ゲームしか撮影できなかった素材を編集したものです。勿論、見なくても問題ありませんので、そのまま下段へ読み飛ばして下さい。
■Iwate Airsoft War Games / STRIKE WARRIOR , Mac10
この撮影をしている時点では、まさかこの後ゲーム会が中止になるとは思っていませんでしたので、今年最初の撮影だという気持ちくらいで、特別に気合いが入ってる訳ではありません。普段通りの撮影をしています。
この"普段通り"に心掛けていることが次の通りです。
(1)観る人がみたいと思うシーンを撮ること。
(2)撮ろうとするプレーヤのトリガー位置より前にカメラを持っていくこと。
コレだけかヨ!と思うかも知れませんが、段取り無しのライブで撮影していて、多くの事を考えたりやったりは無理なので、シンプルに行ってます。上の動画が、そんな意図できちんと撮れているかはどうかは疑問アリですが、"心意気"としてそうだったとお考え下さい。
(1)に関しては、個人の好みがありますので、定石やテッパンといえるものはないと思います。逆説的にいえば、自分が見たくないものはできるだけ撮らないと考えると簡単です。"できるだけ"というのは、編集の時に必要な場合があるので、押えで撮っておくことも大人な心掛けかと思います。
この"押え"も意外に大事で、直接関係ないもの、空とか石とか、その辺にあるものも、動画のアクセントになることがあるので、気が向いたら無駄と承知でチョコチョコ撮っておいていいと思います。
(2)に関しては、切っ掛けがありました。YouTubeで「scoutthedoggie 」さんの動画を見た時に、コレだぁ!と思って、以来、大リスペクトしています。既にお馴染みの方も多いと思いますが、ご存じない方のために、最も再生回数の多い動画を紹介します。
■AIRSOFT WAR ACTION, THE FORT SCOTLAND L85 G3/SG1 VSR スナイパー 氣槍
再生回数290万回以上の動画です。ここのチャンネンル動画を見た時に、カメラマンがプレーヤの横や前方から撮っているのが新鮮でした。通常ゲームを場当たり的に撮っている時に、これはなかなか出来ない荒技です。カメラマン自体とカメラを向けられているプレーヤは目立ちますから、プレーヤが集中攻撃される危険が増しますし、射線の中に入って邪魔することもあります。撮る側と撮れる側に信頼がないとできないことです。
とはいっても、正直なところ、自分がプレーヤでも、至近距離や前方にカメラマンが居たらイラっとしますが(!)。
プレーヤとしての自分からみれば、カメラマンを撃ってもいいと思ってます。何故なら、自分的には撃たれる覚悟と準備をしてフィールドに入っている訳ですから、面白半分や超至近距離から急所やレンズの狙い撃ちは勘弁して頂きたいですが、多少の慈悲の心を持って、"ジャマだよ"くらいの意思を込めて撃って頂いていいと考えています。それもフィールドでの大事なコミュニケーション方法のひとつだと思います。もっとも、撃ったプレーヤの位置がバレますし、無駄弾を使わせてしまうので、微妙なコミュニケーションではあります。
そうしてカメラマンとプレーヤ双方が我慢と苦労をしながら撮ったアングルの画面から伝わるものは、終始背中越しの映像や、運動会や学芸会の映像のように、遠くからズームイン/アウトとパンだけのものと違って、ゲームの緊張感や緊迫感を画面から強烈に伝えてくれると思います。特に、プレーヤのゴーグル越しの目、視線が入ると最高!だと思っています。
そんなことを感じてからずっと、自分もやってみよう!と思っているのですが、何度やっても難しいですね。自分がヘタな動きをしたらゲームを台無しにする可能性があると思うと、プレーヤ並みの緊張を強いられます。これがライブの楽しみと言えば楽しみですが、アーティストとオーディエンスのGood Vibesでライブが盛り上がるのと同様に、カメラマンとプレーヤのGood Vibesが作れれば、もっと緊張感のある映像が撮るんじゃないと思います。
そんな意味で、カメラマンの心意気としては、積極的に前線に突撃して、自分の撮りたい画面や意図をプレーヤが分かるように動きで表していった方がいいと思っています。そうしたことを何度も繰り返すことで、撮る側も撮られる側も慣れて来て、良い距離感と絶好の撮影チャンスに巡り会えるかも知れないと信じています。みなさんは、どんな工夫や心構えで撮影されてますか?いい方法があったら是非アドバイスをお願いします。
そんなこんなで、YouTube「scoutthedoggie 」チャンネルから多くの影響と刺激を受けて来たのですが、その後、"Adobe After Effects"を駆使する「pwnisher」さん等にハマり、最近は更に気になるクレイジーなクリエータがいます。
1日にひとつのテーマを取り上げるつもりで書き始めましたが、思ったより長くなりそうなので、2回に分けてたいと思います。
次回は、撮影に役立つかも知れない小道具などを紹介したいと思いますが、その予習として、下の動画を見て頂きたいと思います。
前述のクレイジーなクリエータの動画で、ご覧になった方も多いと思いますが、頭部に設置したカメラ映像のスピード感とハチャメチャ振りには憧れます。最後のシーン(下記サムネール)は、やりたいけど、絶対にやられたくない悪夢のようなシーンです。オススメします!
■This IS Airsoft! - Episode 4 (Rebel Union Airsoft, United States)
_/Y/o/u/T/u/b/e/_/V/i/d/e/o/s/_
5/22定例ゲームのYouTubeビデオはこちらです。
■Iwate Airsoft War Games / Tactical Training/M14/M4/S&W M60(通常版)
■Iwate Airsoft War Games / Extra / MARUI Government(Spring) / iPhone (iPhone版)
************************************************************************
岩手、青森、宮城のゲーマーが集うイベント「vsIOG 2nd.season」が、7/31(日)に開催されます!
「vsIOG 2nd.season」予告編はこちらです!是非ご覧下さい。
************************************************************************

第1回目の今回、テーマに上げたのは、サバイバルゲームをビデオ撮影する時の心意気(!?)についてです。
あくまでも個人的な心意気なので、"こうあるべき"なんてもんじゃありません。カッコいいゲーム映像を撮りたいと思っている内に、なんとなく私はこんな事を考えてますよ風なものです。
また、最初にお断りしておきますと、私自身はカメラや撮影に関してはまったくの素人です。特に、カメラ/写真に関する深い知識はありません。フツウの男子並にメカ好きですが、一眼レフカメラを所有したことはないし、撮影は現在でもコンデジ、ビデオカメラ任せです。強いて言えば、構図と色味がカッコいいと自分が思えれば充分という経度の認識です。そんな程度のものなので、カメラやレンズ、露出や絞り、RAWだのと言われても分かりません。逆に詳しい方からご指導を頂きたいと思っています。その点を何卒ご容赦下さい。
さて、話を進める上で、素材として今年最初に編集した動画を見て頂こうと思います。これは、今年最初のゲーム会で、1ゲームしか撮影できなかった素材を編集したものです。勿論、見なくても問題ありませんので、そのまま下段へ読み飛ばして下さい。
■Iwate Airsoft War Games / STRIKE WARRIOR , Mac10
この撮影をしている時点では、まさかこの後ゲーム会が中止になるとは思っていませんでしたので、今年最初の撮影だという気持ちくらいで、特別に気合いが入ってる訳ではありません。普段通りの撮影をしています。
この"普段通り"に心掛けていることが次の通りです。
(1)観る人がみたいと思うシーンを撮ること。
(2)撮ろうとするプレーヤのトリガー位置より前にカメラを持っていくこと。
コレだけかヨ!と思うかも知れませんが、段取り無しのライブで撮影していて、多くの事を考えたりやったりは無理なので、シンプルに行ってます。上の動画が、そんな意図できちんと撮れているかはどうかは疑問アリですが、"心意気"としてそうだったとお考え下さい。
(1)に関しては、個人の好みがありますので、定石やテッパンといえるものはないと思います。逆説的にいえば、自分が見たくないものはできるだけ撮らないと考えると簡単です。"できるだけ"というのは、編集の時に必要な場合があるので、押えで撮っておくことも大人な心掛けかと思います。
この"押え"も意外に大事で、直接関係ないもの、空とか石とか、その辺にあるものも、動画のアクセントになることがあるので、気が向いたら無駄と承知でチョコチョコ撮っておいていいと思います。
(2)に関しては、切っ掛けがありました。YouTubeで「scoutthedoggie 」さんの動画を見た時に、コレだぁ!と思って、以来、大リスペクトしています。既にお馴染みの方も多いと思いますが、ご存じない方のために、最も再生回数の多い動画を紹介します。
■AIRSOFT WAR ACTION, THE FORT SCOTLAND L85 G3/SG1 VSR スナイパー 氣槍
再生回数290万回以上の動画です。ここのチャンネンル動画を見た時に、カメラマンがプレーヤの横や前方から撮っているのが新鮮でした。通常ゲームを場当たり的に撮っている時に、これはなかなか出来ない荒技です。カメラマン自体とカメラを向けられているプレーヤは目立ちますから、プレーヤが集中攻撃される危険が増しますし、射線の中に入って邪魔することもあります。撮る側と撮れる側に信頼がないとできないことです。
とはいっても、正直なところ、自分がプレーヤでも、至近距離や前方にカメラマンが居たらイラっとしますが(!)。
プレーヤとしての自分からみれば、カメラマンを撃ってもいいと思ってます。何故なら、自分的には撃たれる覚悟と準備をしてフィールドに入っている訳ですから、面白半分や超至近距離から急所やレンズの狙い撃ちは勘弁して頂きたいですが、多少の慈悲の心を持って、"ジャマだよ"くらいの意思を込めて撃って頂いていいと考えています。それもフィールドでの大事なコミュニケーション方法のひとつだと思います。もっとも、撃ったプレーヤの位置がバレますし、無駄弾を使わせてしまうので、微妙なコミュニケーションではあります。
そうしてカメラマンとプレーヤ双方が我慢と苦労をしながら撮ったアングルの画面から伝わるものは、終始背中越しの映像や、運動会や学芸会の映像のように、遠くからズームイン/アウトとパンだけのものと違って、ゲームの緊張感や緊迫感を画面から強烈に伝えてくれると思います。特に、プレーヤのゴーグル越しの目、視線が入ると最高!だと思っています。
そんなことを感じてからずっと、自分もやってみよう!と思っているのですが、何度やっても難しいですね。自分がヘタな動きをしたらゲームを台無しにする可能性があると思うと、プレーヤ並みの緊張を強いられます。これがライブの楽しみと言えば楽しみですが、アーティストとオーディエンスのGood Vibesでライブが盛り上がるのと同様に、カメラマンとプレーヤのGood Vibesが作れれば、もっと緊張感のある映像が撮るんじゃないと思います。
そんな意味で、カメラマンの心意気としては、積極的に前線に突撃して、自分の撮りたい画面や意図をプレーヤが分かるように動きで表していった方がいいと思っています。そうしたことを何度も繰り返すことで、撮る側も撮られる側も慣れて来て、良い距離感と絶好の撮影チャンスに巡り会えるかも知れないと信じています。みなさんは、どんな工夫や心構えで撮影されてますか?いい方法があったら是非アドバイスをお願いします。
そんなこんなで、YouTube「scoutthedoggie 」チャンネルから多くの影響と刺激を受けて来たのですが、その後、"Adobe After Effects"を駆使する「pwnisher」さん等にハマり、最近は更に気になるクレイジーなクリエータがいます。
1日にひとつのテーマを取り上げるつもりで書き始めましたが、思ったより長くなりそうなので、2回に分けてたいと思います。
次回は、撮影に役立つかも知れない小道具などを紹介したいと思いますが、その予習として、下の動画を見て頂きたいと思います。
前述のクレイジーなクリエータの動画で、ご覧になった方も多いと思いますが、頭部に設置したカメラ映像のスピード感とハチャメチャ振りには憧れます。最後のシーン(下記サムネール)は、やりたいけど、絶対にやられたくない悪夢のようなシーンです。オススメします!
■This IS Airsoft! - Episode 4 (Rebel Union Airsoft, United States)
_/Y/o/u/T/u/b/e/_/V/i/d/e/o/s/_
5/22定例ゲームのYouTubeビデオはこちらです。
■Iwate Airsoft War Games / Tactical Training/M14/M4/S&W M60(通常版)
■Iwate Airsoft War Games / Extra / MARUI Government(Spring) / iPhone (iPhone版)
************************************************************************
岩手、青森、宮城のゲーマーが集うイベント「vsIOG 2nd.season」が、7/31(日)に開催されます!
「vsIOG 2nd.season」予告編はこちらです!是非ご覧下さい。
************************************************************************

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。