荒覇吐文庫 - AhRAHAVAKi BLOG -

　普段からゲーム風景なんかを撮影している人が、それを使ってアイコンでも作ってみるか！と思った時に、ちょっとした参考になればいいなと思って始めたシリーズ「Icon作る人」、今回で最終回です。

　今回紹介するのは前2回同様に、ビデオの中の動きのあるシーンを静止画にして、それをベースにしたものです。

◇オリジナル画像
　いかにもゲーム中に撮った写真って、こんな感じのものがありませんか？ビデオでも同様です。今回もビデオから静止画にしてから使用しています。見事に足元がブレています。

◇正方形にします
　極端に人物が右端にいますので、選択の余地なしで人物を中心に正方形に変形します。この時点で、マスク等の位置を加工しました。鼻と額の見える量が少なくなっています。

　それを前回同様に一気に加工してベース画像を作ってしまいます。イメージは明るいゴーストさんです/w。

◇切り抜きます
　前回記事では胸元と顔を部分的に切り抜きましたが、今回は膝上だけを切り抜きました。
　膝下は移動中ので大きくブレているので、それを活かすために加工しません。
　ベース画像を重ねる膝の部分は、収まりを良くするために、直線的ではなくボカしたものにしています。

　切り抜いた部分だけを加工します。

◇レイヤーを重ねて表示
　問題なければ、全体に色合いを調整したら完成です。

　全体を1枚の写真で加工するより、人物と分けて加工した方が、加工の選択肢は圧倒的に広くなります。今回の写真では、黒装備の見え方が、加工前後では全く違うのが分かると思います。

　以上、ゲーム中で撮った画像素材なんかを使って、アイコンみたいなものを作ってみるシリーズでした！最後までお付き合い頂いた皆様、ありがとうございました！

＜まとめ＞
　・収まりの悪い構図の写真は、ポントを決めて変形させてしまえ/w。
　・人物等、必要な部分を切り抜いて別処理すると、加工の選択肢が広がる。
　・サイズは、解像度72px/inchのWebサイズで200px*200pxぐらいの大きさのものを
　　作っておくと重宝します。
　・多分、サイズ以外は、好きに作っていいんじゃないかと/w。

＜使用機材/アプリ＞
　・基本アプリ　Adobe：PhotoShop CS / PhotoShop Element
　　　　　　　　HDRsoft：Photomatix Pro
　・プラグイン　Topaz：Adjust/Remask/DeNoise etc...


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